こんにちは、さだぢです。
最近はやってないですが、昔はちょこちょこ深夜のワンドロをやってました。
最初は難しくて悪戦苦闘した覚えが…
ただ数をこなすと押さえるべきポイントが見えたりします。
その経験を踏まえてワンドロを上手くやるコツを考えたのでよかったら参考にしてください。
目次
深夜のワンドロとは?
元々は「東方」っていうゲームのキャラクター達を描くのが始まりだったんですが、そこから派生して色んなジャンルが生まれて「背景版」「艦これ版」「ゼル伝版」「ポケモン版」といった具合に各ジャンルで広がっていった感じです。
Twitterを始めた時にはちょうど背景版のワンドロが流行り始めて、すごい活発なハッシュタグだったんですが最近は結構落ち着いたのかも。
大体お題は前日に発表されます。
ちなみに俺は背景版とかポケモン版とかに参加してて、こんな感じの絵を描いてました。
ちなみにギャラリーから他にどんな絵を描いてるか見れるよ
深夜のワンドロを1時間で上手く描くコツは?
1時間で描いてる人の動画を見る
短時間というか1時間で絵を描くのは人によっては普段とは違ったプロセスを要したりします。
なのでワンドロをする上で短時間で描いてる上手い人の進め方を真似するのがオススメ。
時間配分や力を入れるところ抜くところ、進め方のイメージを掴むにはこれが手っ取り早く、普通に絵が上手くなるのにも有効。
Youtubeで探せばワンドロ系の動画を上げてる人もいるので気になったら探してみてください。
Twitterにもワンドロの動画を上げてる人がたまにいる
ワンドロをする前に資料を集める
お題の発表は一日前とか事前に告知されるのでその準備期間を上手く使って資料を見とく。
例えば構図はこんな感じにしようかな、シチュエーションはこんな感じにしようかなってあらかじめイメージしておくだけでも迷いや無駄が減り、時間を有効活用できる。
描く絵を頭の中でシミュレーションする
さっきちょろっと触れた「事前に考えるのズルい」って考えだけど、取り組んでる意識の差なのかなって思います。
そういう人はワンドロ開始から構図やシチュエーション等も考えるべきって思ってるのかなって思いましたが、俺の場合は「脳内でシミュレーションした思考、プロセス、結果をいかに1時間で画面に投影するか」って言うゲームだったからむしろお題が出てから頭の中でいかにして進めるかを考えて、答え合わせをするっていう感覚でした。
シミュレーションは思考の整理なので頭の中で進め方をイメージするだけでも1時間の精度とクオリティーも高くなります。
タイマーをセットする
人間不思議なもので無意識で1時間作業した場合ダラダラ進めますが、与えられた時間が1時間だけの場合、その時間の中で成果を出すことができて時間の制約をつけることは短時間で成果を出すのにとても効果的です。
タイマーをセットすることで1時間を意識的に使えます。
スマホのタイマーだと意識が散漫になりやすいので、百均のタイマーがオススメ。
ワンドロで効果的なテクニック
描く上でのテクニックも書くとすれば…
- 絵を描く際に薄目で画面全体を見る
- ズームして描かない
- 大きいブラシで描く
- むやみに描かない
なんかが有効なんじゃないかと!
基本的に深夜のワンドロは1時間しかないので描く部分と描かない部分を取捨選択をして描くことが大事。
ただし偏って完全に手が入ってない部分があるのは良くない進め方だぞ
これは厚塗りデッサン的な考え方になるんですが、1時間でやる作業として細部を描き込むのではなくて、絵を大きく組み立てて描くイメージ。
難しいけど…
絵を描く際に薄目で画面全体を見る
絵を描いてるとどうしても視野が狭くなりがちです。
そこで薄目で画面全体を見ることで目に入ってくる情報量を減らせます。
情報量が減れば客観視しやすくなるので違和感に気づいたり、バランスを確認しながら進められる。
塗りには効果的だけど線画にはあんま意味ないね笑
ズームしない
このズームをしないっていうのも画面全体を視野広く見るコツ。
最初は結構辛いけど意識的にズームしない癖をつければ全体感を意識しながら描けるようになる。
大きいブラシで描く
これも上の話に繋がるんですが、全体感を保ちながらバランスよく進めるのに細かいブラシを使うと意識も細かくなるので最初はブラシも大きくして進めるといいかも。
判断する時間を作る
「薄目で画面を見る」「ズームしない」「大きいブラシで描く」っていうのは細部にとらわれず全体を組み立ててバランスよく進めるコツなんだけど、なぜする必要があるのか…。
それは画面全体をバランスよく進めるのに効果的な方法でもあるからなんですが、少ない時間でも効果的な仕事ができてるかどうか判断する時間を作るためでもあるからです。
みんな割とシャカシャカ描きがちだけど、描いた内容に果たして効果があったのか?ってことを考えながら描き進める人は少ない。
描く以外の検証して判断する時間も必要。
そうやって短時間でも「手を入れるべき場所」「省略していい場所」を判断できると描いてる手数は多くないのにスゲーいい感じに描けるようになる。
描き出しの1時間なんて描けなくて当たり前だから、最初は全体感を組み立てるのが大事だと思う。
まとめ
このワンドロは絵の訓練としてかなり有効で、スピード感や短時間で全体を意識しながら進める意識が身に付き、普段の作業も早くすることができる絵が上達する遊びだと思ってます。
プロセスや前段階の考えを試すのに丁度よくて、頻繁にやってるし、1時間だけなので気軽に参加できるのがいいところ。
エクストリームスポーツ感覚で参加すると楽しい
参考になったら幸いです。
ちなみに短時間で描くノウハウをもっと身に付けたい…!って人にはこの本がオススメ。
おまけ
最近はYouTubeに動画投稿をしてて、ワンドロではないもののネタで描いた絵がスピードドローイングだったので参考に。多分1.5hドローイングくらい
▼ワンドロをする上で効果的なノウハウも個別にまとめてます▼
イメトレに有効な考え方
イラストの構図やラフ作業で重視してるコンセプトアートの考え方
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