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イラストレーターがブログを活用したら稼げるという風潮…?

イラストレーターのブログ

こんにちは、さだぢです。

クリエイター系のブログでそこそこ収益化出来てます。

以前に「ブログで稼げるのか….疑心暗鬼で1年試した結果を報告」という記事を書き、そこを境に自分と似た属性の本職がイラストレーターやCGデザイナーといった方々が収益化のためのブログを作ってるのを見るようになって一過性のプチブームが起きてたような気がします。

「おぉ…」と思う反面と「アレ?」と思う部分もあり…。

色んな人のブログを見て気になった点が以下の通り。

  • クリエイターであることを生かしてない
  • 人の記事をパクって薄めたような内容

キュレーションメディアの二番煎じ、別に自分が書かなくてもいい上に浅い内容…。

俺自身クリエイターはブログを作った方がいい派なんですが、大半の人が挫折してる現状を見ると別の提案もした方がいいのでは?と思うようになりました。

一応競合になりそうなブログはGoogle検索やTwitterで上がってきて目に入るので時々チェックしてたんですが、それも踏まえて自分自身もブログを運営してる立場から感じたことをまとめました。

ちなみにこのブログのことが知りたかったら有料noteにしてるので興味あったらぜひ。

色んなクリエイターのブログを見た雑感

※以前つぶやいた雑感

ブログ自体はマネタイズする以外に仕事に繋げたり営業ツールとして使えると思います。

が、最終的にクリエイターであることの優位性と関係ない雑記ブログを書いてる人か、収益化が難しくSEO的にも検索規模の小さいメイキングやノウハウ記事を書きまくってる人が案外多い印象かな?

他に気になったのが「他人の記事を見ながらパクって書いたの?」と思うような内容や言い回しで書いてる人も見る…「パクり」はGoogleのペナルティを受けて最悪だと検索結果に表示されない上にDMCA申請されるリスクもあるのでやめた方がいいかなぁと。

それとコピペしてリライトしたような記事も数多く見るんだけど、これもGoogleに全く評価されない上に印象も最悪。

ブログを書く上で最も価値があるのは「1次情報」で「2次情報」「3次情報」みたいな形で劣化していくほど価値が落ちていくことは知っておくべきかと。

実はGooleが評価するのは「1次情報」としての内容なので、稼ぎたいならコピペとかリライトで書いた記事が悪手だってわかるよね?

クリエイターとしてオリジナリティーのある価値あるブログを作ろうぜ…!

イラストレーターの優位性は絵が描けることだけど…

ぶっちゃけ絵が描けるからってブログで稼げるってことはないよ?

事実としてブログのマネタイズは可能ですが、大半が脱落&マネタイズ出来てないという側面は知っておくべきなんじゃないかなぁと…。

ブログに使うサムネイルや記事内の画像素材を自分で用意してオリジナリティを出して差別化、もしくはノウハウ記事の作成という使い方に留まってる人が多い。

「ブログで稼ぐ」ということは基本的に広告収入やアフィリエイトで収益化するってことなんだけど、クリエイターが得意としてるようなジャンルはニッチな上にお金のある市場ではないので不味い部分が多くて頭使わないと厳しい。(実体験から)

個人的に「クリエイターとして」今から稼ぐ目的で始めるなら他との併用を提案したい。

レタッチャーの大谷キミトさんに学ぶnoteの話

今回紹介したいのはnoteというサービス。

そもそもnoteって何?って人向けに以下引用。

noteは、文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品を投稿して、クリエイターとユーザをつなぐことができる、まったく新しいタイプのウェブサービスです。 つくった作品(ノート)は、通常のブログやSNSなどと同様に無料で公開することもできますし、手軽に売り買いすることも可能です。

note

noteは簡単に言うならクリエイター向けのブログだと解釈していいかなぁと。

noteはクリエイターが評価される仕組みを作りたいという思いで作られてる上に技術に価値を見出す層が使ってるプラットフォームで、通常のブログとの違いを取り上げるならばGoogleのSEOと違ってクリエイターの書いた技術的なノウハウ記事がピックアップされて評価されやすい土壌が出来ていて、GoogleのSEOを意識したブログよりマネタイズに繋げやすい側面がある。

※1980円とやや割高な感じもするが売れてるノウハウ記事

レタッチャーの大谷キミトさんを例に上げると、大谷さんはnoteで無料でノウハウを公開してピックアップされ注目を得た後に一部を有料コンテンツに切り替えて上手く活用してる印象。

ここで紹介した大谷さんはnoteとは別にブログやポートフォリオを兼ねたサイトを持っているにもかかわらずnote内でノウハウ記事を書くようになったのは、自分の持つ専門的なスキルや知識を生かした記事は普通にブログで書くよりもnoteで書いた方が収益化しやすくレバレッジが大きいと判断したんだと思います。

仮に同じ記事を普通にブログに書いたとしても、直接マネタイズする手段は広告収入、さらにSEO的にはライバルが強い、加えてGoogleから来た検索ユーザーは基本的に有料コンテンツに手を出さないことを考えると…。

オウンドメディアは持った方がいい、けどマネタイズする場所はそこで合ってるか考えさせてくれる事例かなぁと。

ちなみに俺はnoteが流行る前にブログを書いてSEO的に評価が上がってた上に技術的な記事はそんな書かないのもあってSEO軸のブログを書いてますが、人によって活躍できるフィールドは違う。

俺が考える「目指すべきクリエイターのブログ」像について

見出しに衝撃を受けてから完全に意識が変わった記事があって…。

それがこちら。

Googleは使わない、SEO対策しているから——

Googleは使わない、SEO対策しているから——Instagram有名人のGENKINGが語った10代の「リアル」

言われてみれば昔と比べてSNSやYouTubeで検索するようになってる…。

ブログを書いてる立場から言うことじゃないけどGoogle検索はリアルじゃない。

※以前Google検索について感じたことについて話した内容

価値あるコンテンツが評価されるべきで、ただSEO対策が上手いサイトや記事が検索上位にある限り「コレジャナイ感」は拭えないし、信頼しない…やっぱ一歩引いて見ちゃうよね。

自分も正直に言うとブログを書き始めた頃はパクリライトこそはしなかったものの「リアル」じゃない記事を連発してて今も残ってるので修正したい…「クリエイター」としてブログをやるなら作られた感じではなくいかにして熱量とリアリティのある記事にしていくか、という方向性が大事だと思ってます。

言うなればSEOなんて概念を知らなかった2000年代前半のギークな感じ?

俺自身色んな記事を書いてるけど、やっぱり評価されてるのは独自の経験や考察を踏まえたオリジナリティのある記事でGoogleの評価基準とそんなズレてないはず。

ユーザーは意外と敏感だし一瞬で見抜く…!

加えて年々ブログで稼ぐことのハードルが上がっていて、その余波がニッチな絵のジャンルにも押し寄せて来てる。

なので「ブログで記事を書く」のではなく「ブログという媒体を使ってオンリーワンの独自コンテンツを書く(作る)」というスタンスがクリエイターであることを生かした道かなぁと。

その方が結果的にもブログ自体で稼ぐことに繋がると思います。

まとめ|ブログではなくオウンドメディアを作る感覚

大半の人は成果が出なくて挫折しやすい上に「現時点で検索上位のブログを上回るコンテンツを作れるか」「差別化したコンテンツを作れるか」を必然的に意識せざるを得ないので「ブログで稼ぎたい」を軸にブログを書くのは正直難易度高め。

ただブログを始めること自体のハードルは低いので、イラストレーターとしてブログを活用するなら「オウンドメディアとして構築する」感覚で始めるのが一番おすすめかも。

ノウハウ記事はnoteに書いたり、ポートフォリオサイトを作ったり、Gumroadでコンテンツを販売したり…それらを繋げる媒体としてのオウンドメディア。

ポートフォリオで終わるのは勿体ない、だからオウンドメディアを作るべき。

ただマネタイズする場所はそこが最適解かどうか?

ということは考える必要がある。

 

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