こんにちは、さだぢです。
紹介したかった同期として3DCGの勉強をした友達がいます。
一言で言うなら超人。
二言目を付け加えるならイケメン。
不利になるような話ではないものの所属中は迷惑がかかると思い書かなかったんですが、久々に会ったらちょうど転機に立っていて問題なさそうな状況になっていたのでブログの記事にさせて貰いました。
つまり「スクエニに入った話」ではなく「スクエニに入った後の話」。
目次
ポテンシャルを買われスクエニに未経験で中途入社
俺自身も友達も学校とも言えない小さい規模のCGスクール出身。
その友達の細かい経歴は省きますが、未経験からわずか6ヶ月3DCGの勉強をしてスクエニに入社、そこから数年でリードアーティスト、そして海外へ…。
海外スタジオへの挑戦
で、ここまでは普通に「すげぇなー」って思うところで個人的に「マジで?」と思ったのが世界トップクラスのスタジオ「Weta Digital」からオファーを貰ってることでした。
ただ、今回は望むポジションでは無かったため断って別のスタジオで経験を積むみたいですが…ってのは建前でオファーされたポジションと面接でプレゼンしたポジションが微妙に噛み合ってなくて話が流れたのが本当のところ(笑)
目指すはコンセプトアーティスト
スクエニを離れ「MPC Film」という海外のスタジオで英語を使ったチームとしての経験やマットペイントやコンセプトアーティストとしてスキルを伸ばすと…カッコよすぎ。
お互いの仕事の話について
仕事について触れたんですが、話してるとお互い違う道に進んでるなぁと…。
俺自身は色んな形でマネタイズの導線作りをしているものの、友達曰く周りでそういった稼ぎ方をしてる人がおらず労働以外の手段を使って収益化したりブログやYouTubeを活用しようみたいな発想はまだまだ一般的ではないのかなぁって実感させられました。
ちなみにこのブログも収益化が出来てます。(実際の収益についてはクリエイター向けのブログマネタイズ有料noteにて記載)
最終的にどこを目指してるのかを聞いたら模索中とのことでしたが、ドライフラワーで飾った花屋兼共同スペースの事務所を作りたいと言ってたので俺みたいに職種の境界線が曖昧な働き方に傾いていくのかなぁと思いつつ…。
スクエニのTips的な話
スクエニの評判的な話について興味ある人も多そう?
ってことで問題ない程度に少しだけ。
入った当初は長時間労働で徹夜もあったものの最近はその辺が厳しくなっていて労働時間がまともになってるらしく…業界的に結構ブラックなイメージを持たれがちですが変わってきてるみたいでした。
正直労働条件が悪くても看板にあるような作品が好きな人達によって成り立ってる印象でしたが、今はスクエニ作品に興味がなく純粋にいいモノを作りたくて入ってくる人の方が多いとのこと。
あと「ここでの1年は他の数年分に値するのは間違いない」って元スクエニ鈴木卓矢(@takupomu)さんの言葉も引用してました(笑)
書きたいこと他にもあるけど察して
CGクリエイターとして大成するなら…
お互い共感した話題で「技術よりも造詣や情熱が大事」。
つまり何が好きでどれだけ深く熱く語れるか…っていうことなんだけど、感性やセンスに近い。
CGの技術って仕事にすれば上達するし年々ツールの力でラクにクオリティーを高めることが出来るようになってきてるけど、それだけでは限界があって実際にいい作品を作るのって3DCGツールをずっと触ってる人より3DCG以外に打ち込むモノがある人でクリエイター系の職種全てに通ずる話かなぁと…。
友達の場合だと実際に建築現場で働いて海外に何度も旅に行くくらいアクティブで自然物や建築の造詣がめっちゃ深い…ちなみにスクエニに就職した際はCG経験が浅かったけど「BG(背景)に関する造詣」「行動力」「英語力」が高く評価されてたので参考までに。
まとめ
クリエイターは情報発信をしなければイケてない風潮はありつつも表に出てこないだけで凄い人や稼いでる人は結構いる。
その友達は情報発信の類はやってないですが、会社勤めを辞めて自分の名前で仕事することに興味があったので気が付いたらCGWorldとかでセミナーとかやってそうだなぁと思いつつ…。
もうすぐ日本を発つので久々に会って仕事や他愛のない話をしましたが、時期が来て本人が自分の名前で活動を始めたら改めて紹介するかも。
俺も自分の目指す方向性で頑張らねば…と思った次第。
▼クリエイターとしての経験をまとめてます▼
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