当ブログはプロモーション、広告を含みます。

浪人して描きまくった経験からデッサンでオススメの道具を紹介するよ

デッサンの道具

こんにちは、さだぢです。

デッサンをする上で使う道具をググると「それは使わないだろ…」ってモノが多い…。

なので藝大のデザイン科受験のために浪人して美術予備校に通ってた経験から使ってきたモノを紹介しようと思います。

ちなみに俺自身は国内トップレベルの美術予備校で色んな道具を試してて、初心者にデッサンをする上で「オススメの道具は何?」って聞かれたら自分の使ってきた道具を紹介するくらいには経験値があると思ってるよ!

結局藝大には入れなかったけど

さだぢ
ちなみに浪人してた時のデッサンはこんな感じよ

 

ギャラリー過去の作品一覧

デッサンをする上でオススメの道具

デッサンをするのに鉛筆のセットは買う必要はない

「デッサンでどんな鉛筆を買えばいいか」って質問をよく見るんですが、その答えがザックリしてるなぁ…って思ってます。

鉛筆のセットだったり、3H~3Bの鉛筆だったり…。

鉛筆は全部使わないのでセットで買う必要はないし、鉛筆の固さも特定の数種類があれば十分でオススメの固さは2B、F、3Hの3つで、大体のモチーフに対応できます。

ちなみに2Bはすぐ無くなるので最初に1ダースくらい買ってもいいレベルでFは2Bの半分くらいあってもいいかも、3Hは数本あればいいかなって感じかも。

鉛筆にも種類があって、よく使われるのが「ステットラー」と「ハイユニ」「ユニ」だけど正直ステットラーは鉛筆が固くて描きづらい…ってのが本音で、紙に鉛筆の色が乗りやすいのでデッサンに使う鉛筆はハイユニがオススメ。

俺はテクニックを使いたくなってユニに切り替えたけどユニは鉛筆のノリがスカスカでテクニックがいるのでハイユニの方がいいよ

  • 万人にオススメできるのがハイユニの鉛筆
  • 鉛筆の固さは2B、F、3Hをメインに使う

鉛筆ホルダーは鉛筆をさらに長くするために使う

短くなった鉛筆をできるだけ長く使うために鉛筆ホルダーがあると思うんですが、それ以外にもデッサンの場合は描き出しで使えます。

デッサンって客観的に見て描くことが大事で、なるべく絵から離れて描くのが理想なんですが鉛筆ホルダーを使えば鉛筆を長くして離れて描く、という意識を作ることが可能に…!

こういった道具の使い方次第で意識も矯正できるので割と鉛筆ホルダーはオススメ。

ちなみにホルダーは長いやつならなんでも良い。

  • 鉛筆ホルダーを使って鉛筆を延命させる
  • 物理的に離れて描く意識を作れる

カッターは正直なんでもいい

鉛筆は立てて描くんじゃなくて横にして面で塗るようにして描く。

だから通常より鉛筆の先が長くする必要があるんだけど、鉛筆削りだとできないのでカッターを使って長く削ります。

画材屋さんにあるカッターなら一番安いやつで大丈夫。

練りゴムは混ぜる?

基本的にデッサンって消しゴムじゃなくて練りゴムを使います。

練りゴムは絵を消したり整えたりするのに使うんですが、一番量があって安いコスパのいい練りゴムの新品は硬さがないし、ベタベタして使いづらいんですよね…なのでパサパサの練り消しと混ぜると最初から使いやすくできる。

混ぜ具合で柔らかい、硬いの調整もできるので結構オススメ。

ちなみに使ってるのは文房堂と伊研の練りゴム。

普通の消しゴムも持ってるけど基本的に使わないぞ

  • 混ぜることで硬さの調整ができる

ピンポイントで消すときは鉛筆型の消しゴム

鉛筆型の消しゴムは結構使います。

練りゴムで消せない、小さい範囲をガッツリ消す場合や綺麗に消して整えたい時に!

俺はMONOの消しゴムを使ってました。

ちなみに丸型じゃなくて角型が使いやすい

  • キレイに整えたり完全に消したいときに使う

ガーゼは使わずにティッシュを使うべき

デッサンは「描く」「消す」以外にも「擦る」という行為がある。

鉛筆でさらさらーっと描いた部分を紙に定着させたり、絵の下地を作るのに擦ったりするんだけど…。

ガーゼはやめたほうがいい!

使い込んでいくうちに鉛筆の鉛と皮脂油が混ざって、擦ったときに意図しない汚れや皮脂油で取れない汚れがついて綺麗に擦れない。

初心者のうちって何を買ったらいいのかも分からなくて言われるがままにガーゼとか買ってたんですが確実にいらないですね( ゚Д゚)

擦るのに使うのはティッシュがオススメで、箱のティッシュは安価で買える。

ちなみにデッサン試験の時は持ち込めなかったのでポケットティッシュを使ってました笑

  • ガーゼは鉛や皮脂油で意図しない汚れがつきやすい
  • 安価で使い捨てなので綺麗に擦れるので箱ティッシュがオススメ

ピンポイントで擦りたいときは擦筆

鉛筆みたいな形で特定の細かい部分を擦るために擦筆(さっぴつ)という道具があります。

擦筆は部分的に擦って鉛を定着させるのが目的なのでガーゼと違って先っぽが汚れてても結構大丈夫だったりする。

擦筆って100円くらいで売ってる商品なのですがAmazonを見たら俺が使ってるヤツがないし高いし…擦筆は下の画像みたいな道具

 

道具は小物収納ボックス

デッサンで必要な道具を収納するケースで筆箱は使わない。

ケースは鉛筆が入っていくつかに小分けできれば百均のプラケースでも全然大丈夫。

俺は「ナンシーケースOL」ってケースを使ってたんだけどもう売ってなくて…このリングスターなんか仕切りを調整できるのでいいかも。

画用紙のスケッチブック

パネル

目玉クリップ

まとめ

さだぢ
ちなみに紹介した道具はこんな感じでケースに入ってる

 

  • ハイユニの鉛筆2B、F、3H
  • 鉛筆ホルダー
  • カッター
  • 練りゴム
  • 鉛筆型の消しゴム
  • ティッシュ
  • 擦筆(さっぴつ)
  • 収納ボックス
  • 画用紙
  • パネル
  • 目玉クリップ

基本的にこれさえあれば描けて、なおかつ今まで色々試した結果オススメできる道具を紹介しました!

一部はオススメっていうか必須アイテムだけどね

受験デッサンの場合はイーゼルみたいな道具も必要になってくるのですがそこは状況によって変化してくるので万人向けではない道具はあえて紹介してないですが…。

どこかに通う場合は用意されることが多いし、家で準備するにしても邪魔なので

当時の何も分からなかった自分みたいな人の参考になったら幸いです。

 

▼デッサンについて色々書いてるのでこちらもどうぞ!▼

あわせて読みたい

藝大目指してた俺が選ぶデッサンの描き方やコツが参考になる動画

2 件のコメント

  • はじめまして。
    ナンシーケースOLはルアーケースとして九州の地元釣具チェーン店で売ってました。
    お住まいの地域の大型釣具店舗に行くと販売してるかもしれません。

  • まっくす。 へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です