こんにちは、さだぢです。
ココナラってサービスを知ってますか?
ココナラは「知識・スキル・経験」など、みんなの得意を気軽に売り買いできるスキルのフリーマーケットです。友達に聞かれたり、お願いされるような「あなたの得意」を簡単出品。恋愛の相談から本格占い、キャッチコピー・ロゴ・イラスト作成まで何でも売り買いできます。
自分の持ってるスキルを手軽に販売できるサイトでお小遣い稼ぎや副業でよく紹介されてますが…正直割に合わない上に稼ぐのは無理です。
後で詳しく書くけど、ワケを言うなら「手数料25%が痛い」「顧客が個人なのでそもそも予算が無い」に尽きます。
これを踏まえた上でココナラと言うプラットフォームでどうやって稼ぐか?を考えました。
ちなみに俺自身クリエイターでギャラリーから普段描いてる作品見れるよ
目次
ココナラで稼げない理由と対策
基本的にココナラ で「要望に応じてイラストを描く」という手法で稼ぐのは無理だと思ってて、例え継続的に依頼が来る人気絵師になれたとしても労力に合わずコスパも悪い…。
その前提で話します。
依頼主は不慣れな個人で予算が少ない人
ココナラで依頼する人達の属性を考えると「個人の依頼」「不慣れ」「安いものを求める人達」が依頼主の大半になるので低単価でコミュニケーションに労力がかかるのは想像できると思います。
なので「お金は無いけど依頼したい」って人が基本的に依頼主。
実際にココナラに出品されてるイラストを見たところ予算は多くて5000円が良いところ、相場はもっと低いです。
そして例え5000円で請け負ったとしても描く時間、やり取りの時間を含めて1時間以内に対応できるレベル出ないと旨味がかなり少ないんじゃないかと…。
でも1時間以上の時間をかけてイラストを描く人って多いですよね?
そう考えると結構辛い金額に…。
【売上のみ】5000円の依頼を請け負った場合
- 1時間…時給5000円
- 2時間…時給2500円
- 3時間…時給1667円
手数料の壁
ココナラの場合、売った商品やサービスの売上から25%の手数料を引かれます。
手数料25%って全体の1/4なので想像以上に大きくて、例えるなら年収700〜900万の人の所得税の税率とほぼ同じです。
【売上−手数料25%】5000円の依頼を請け負った場合
- 1時間…(5000−1250)=時給3750円
- 2時間…(2500−625 )=時給1875円
- 3時間…(1667−417 )=時給1250円
税金の壁
「サラリーマンで給与以外に20万円以上の稼ぎがある場合」「個人事業主(フリーランス)の場合」は手数料とは別に税金も引かれます。
試しに年収が195万以下の場合の一番低い税率で計算してみる。
【売上−手数料25%−所得税5%】5000円の依頼を請け負った場合+20万以上195万以下の所得
- 1時間…(5000−1250−188)=時給3562円
- 2時間…(2500−625−94 )=時給1781円
- 3時間…(1667−417−63 )=時給1187円
副業サラリーマンの場合は年間の所得+ココナラの売上から所得税が割り出されるので実際はもっと引かれるだろうし、フリーランス(個人事業主)の場合は他にも住民税や社会保険を払わないといけないことを考えると…。
こんな感じで例え5000円で請け負ったとしてもそこから引かれる手数料・税金がエゲツないです。
なので諸々含めて最低でも30%程度は引かれることを覚悟するべき。
ココナラでイラストを使ってどうやって稼ぐか
先ほどの手数料と税金を頭に入れた上で考慮して「単価を上げ」「労力を減らす」ために何をするべきかを考えてみました。
高い単価で1時間以内で済む仕事を提供する
俺の場合だと専門職であること、税金や手数料のことを考慮して5000円以上は欲しいです。
コスパの良い副業にするには短時間でできて単価の高い仕事を考える必要があるので色々考えたんですが、「イラストを提供する」という形でなおかつ短時間で5000円以上の価値を見いだすのは正直キツいです。
なので俺の場合だったらどうするか考えた結果「イラストの加筆・レタッチによる添削サービス」を提供するかなぁと…。
添削なら「作業量」ではなく「判断」に基づくので時間に比例せずに良い仕事できる。
基本的には作業量以外の部分で相手にサービスを提供できないか考えると良い気がします…作業量ベースだとジリ貧になるだけなので。
付加価値を付ける
例えば添削画面をキャプチャして「添削した絵」+「添削したデータ」+「添削動画」といったパッケージにした形でサービスを提供する。
作業データはそのまま使えるし、動画であれば添削と同時進行で作れるので最小限の労力でプラスの価値を作れる。
そして添削後に希望があれば+2000円〜3000円追加オプションでチャットや通話によるアドバイスといったサービスも加えたりとか。
一つの作業の中にいくつ付加価値を作れるか考えるのが大事かも。
集客はココナラ外で行う
自発的にココナラを使用する人が対象ではなく、自分でWebサイトやブログ等のプラットフォームを構築して集客します。
ココナラ内で完結する場合はサイト内での評価や実績が無いと無理な上に単価が安いと思うんですが、幸い自分にはブログがあるのでブログで集客してココナラのサービスへと展開するのは割と可能かと思ってます。
このブログ自体がクリエイター活動や絵に関するノウハウをまとめていてギャラリーやYouTubeを見てもらえれば実力も分かるし、検索で訪れる人もそういったことに興味がある人や関連性が高い人が多いので「添削サービス」と親和性はあるかなと。
手数料・税金を引いた上で作業量として時給3000円以上を確保するならこうやって考える。
ただどうしても手数料が痛い…
アフィリエイトサービスを併用する
アフィリエイト?どういうこと?って思った人が多いと思うので説明します。
まずアフィリエイトは何かって言うとサイトで紹介した商品やサービスが購入されたら紹介料として一部頂ける仕組みのことで、いわばネット上での営業みたいなもので、自分のサイトを持ってるとアフィリエイトが使えます。このブログも使ってるよ
実はココナラも「商品やサービスが購入されると1000円」「新規会員登録で100円」の報酬が頂けるアフィリエイトサービスを出しています。
なのでアフィリエイトサービスを利用して自分のサイトで集客してココナラに展開できれば売上とは別にアフィリエイトによる報酬1100円を得られる。それに加えて消費税8%も支払われるので1188円の追加報酬を得ることができます。しかも手数料はない
既に出来てる物を販売する
絵とはちょっと違う事例になるんですが、とあるブロガーはブログ記事を書く際のチェック項目を記した「事前準備シート」のエクセルのデータを1000円で販売してました。
一見大したことなさそうなんですが、著者自身がブログで月7桁以上稼いでいて使い方も解説してたので説得力がある。
そして一度データを作ってしまえばその後は販売するだけという状態に加えて、先ほどのアフィリエイト報酬も併用して大体単価2000円近くの収入になることを考えると優秀な副業に化ける。
まとめ
ちょっと話がそれますが、実はココナラって占い師が多いんですよ。
先ほどのアフィリエイトで「商品やサービスが購入されると1000円」「新規会員登録で100円」という報酬に加えて「占い」というジャンルのみ紹介料が3000円…という事実があり、その占いのアフィリエイト報酬を利用して稼いでる占い師は多いはず。
実際に自分で集客してサービスを提供し、アフィリエイト報酬も同時に頂く、というのが稼ぐヒントだと思ってます。
そして先ほど紹介したブロガーのような「データを販売する」というやり方にもヒントがある。
なのでこれらを踏まえて「絵で稼ぐ」ことを考えた場合、俺なら500〜1000円で買える何らかの絵のデータ(メイキングとかTipとか)をココナラで販売しつつアフィリエイト報酬も同時に頂けるようブログで集客する、という手段を取ります。
ちなみにココナラはオプションが追加できますので、販売データに加えて最初に挙げた単価の高い添削サービスやチャットや通話によるアドバイスはオプションと言う形で提供します。
間口を広く開け、お金の無い顧客から予算が出せる顧客に対して「ワンコイン」と「さらに上のサービス」の両方提供するというやり方が適切なサービスを提供する上でいいのではないかと思ってます。
お金の無い人には販売データを買って貰い、お金を出せる人にはオプションで追加サービスを提供するのか副業としてコスパの良いやり方なんじゃないかと。
よかったら参考にしてみてください。
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