8年前に「絵で稼ぐ」類の記事を
いくつか書いてたっぽくて
今見ると中々にシャバい
まぁまぁまぁって感じ
このブログでは何回か言ってて
忘れた頃にまた言い出すんですが、
そもそもイラストは稼げません、
そういうジャンルじゃない。
ちなみにおれはキービジュアル一枚で20~30万を超える案件を請けたり、100万近い仕事もあれば、時給で言えば1万を割らないくらいの単価感で版権イラスト制作もやっていたんだけど、それでも基本的に絵は稼げるスキルでは無い
前提としてお金になるスキルセットではなくて、稼げてる人はそもそもビジネス戦闘力が高かったり絵のスキルではない別の部分で付加価値を出してたりするので。そういう人らは別のスキルセットでも稼げる
「絵」単体は言うなれば「補助スキル」のようなもので、何かと掛け合わせることで価値を持つのよ。単体でメイン張れるスペックはない。というか絵単で戦うのは修羅。性質としてファンビジネス寄りで水物に近い。再現性がない
だからじゃあやめとけ、
って話に帰着するのは芸がないやん?
それなりに歴を経ての見解含め、って話をしようかと
絵が持つ力、どこまで解像度ある?
あ、ちなみにだけど「絵で稼ぐ」というテーマで話が散るとアレなので主に「クライアントワーク」について話してます。それ以外の形は追々
最初に言いたいのが本質的には上手い下手なんてほぼ関係ない、感情を動かせれば勝ち。
絵の価値を分かりやすいところで言うと注意を向けさせるとか、なんか好きだなって思ってもらうとか。コレって単体だと消費されて終わるけど、売りたい商品とか広告したいサービスがあるときに効果効能が現れる。人って「圧倒的な価値を感じる」時以外は「なんとなく」で物を買うし、選ぶのよ。例えば潜在とかティッシュとか。消費財とかそういう。で、ビジネスの場でそれを求められてる
どんなイメージを抱いて、どんなふうに感じてほしいかを設計できるのが絵なのよ
絵っていうか、
もうビジュアルの力だけど
例えば、
目が止まると記憶に残るやろ?
記憶に残ると潜在意識に残るやろ?
その「なんとなく」のイメージが選ぶ理由になり得る。
初見のキャッチーな印象で選ばれることもあれば、
好みの絵だから選ばれることもあるわけで
で、そこから派生して商品のほうを好きになる。で、その商品をリピートして買い続けたりする。
例えば一日に1000個って売れる商品があったとして、ビジュアルを変えるだけで500になったり2000になったりする、そういう役割を担えるって思ったら絵がどんな価値を提供してるのかなんとなくイメージ出来るでしょ?ビジネスの文脈に落とし込んで、相手の課題や悩みを汲み取って提案して値段以上の価値提供ができるなら落書きみたいな絵だとしても10万円でも50万でも高くないってなるので
それが出来ないなら
他と比較される相場の価格にしかならない
絵を描く人間でそれを理解してる人は多くないのよ
この記事が必要な人の元に届くことを願いつつ
で、これを利益に直接関わる部分へのアプローチに置き換えるなら、
何々の集客数を増やす、
何々の成約率を高める、
何々のコストを下げる、
そういう話になるんだけど
例えば企業が求人に年間1千万の広告費を使ってるとして、自分はその広告費のどこにアプローチ出来るのか考えてみる。例えば年間100人の求職者がいるなら110人出来ないか。(集客数を増やす)例えば年間で10人採用出来てて1年以内に3人が辞めてるなら辞める人を2人に出来ないか。(成約率を高める)
来る人を100人を110人に出来たら広告費100万円分の付加価値を生み出せてるわけだし、辞める人を3人から2人に出来たら100万円分の採用費コストカットに寄与出来てるわけで。じゃあその提供出来た価値の10~20%の金額を貰うのって高いと思いますか?って話よかなりアバウトな例えなので細かいところは目をつぶって
これが「作業するだけの人」と「価値提供する人」の差で
後者が20万くらい貰ってても高いってならないでしょ?
単独で課題解決できる領域はあんまない
で、ここが難しいところなんだけど
イラストとか絵単体で相手の課題や悩みを解決できないことの方が多いのよ
好きになってもらったり
目を止めてもらったり、
そういう力があるのは間違いないんだけど
見てくれた人に次に何をしてもらうか、っていう動線設計がない
目は止まった。で、次は?
それがないから絵単体だと担える役割・効能がめちゃくちゃ限られる。で、何かを掛け合わせると急に「稼げるスキル」になる。仕事を頼んでくれる人が求めてる価値に繋がりやすくなるのよ
■ 絵 × 物語 = 漫画
絵が目に留まる、
内容に引き込まれる、
途中で商品が出てくる、
あ、いいなと思って買う、
みたいな
漫画はそういう役割を
まるっと網羅してる
テキストだけの商品説明が漫画になるだけで売れる数が桁で変わることも普通にある
■ 絵 × 説明 = 図解
「上手い絵」じゃなくて「伝わる絵」。伝わってないことで失注したり購入をためらったり、みたいな機会損失って結構あるのよ。デザインの領域に近い
■ 絵 × エンタメ = ゲーム・映画・アニメなど
口悪く言うならドパガキ発生装置っすね
身近で分かりやすいのだと課金ガチャとか推しのグッズ購入とか
大規模な予算と人数が関わって形になってることが大半で、ニッチな世界での専門職というか職人的な稼ぎ方になるかなと。この業界で働いてたけどここを目指す人が多いよねー
サービスを売る設計になってないのが大半
そもそもの話、イラスト1枚いくらみたいな売り方はシンドい、言いたいこと10個くらいあるけどめっちゃ脱線するので端的に言うとサービスを売るための設計がない。おそらく持続性も再現性もある働き方にならないというか
ゲームとかアニメみたいなエンタメの世界は求められる絵柄やジャンル、トレンド云々みたいな需要に応じて対応出来れば確かに仕事になるんだけど、業界で細分化されすぎてて商売から遠いので「絵で稼ぐ」みたいな肌感は身に付かないような気がする。俺が当事者だった時まさにそうだったので
みんなが羨ましいなって思うような人たち、キラキラしてる人の稼ぎ方は特殊。あんまり参考にしない方がいい。それよりそんなに上手でもないけど稼げてる、みたいな人の方見ろ
まぁでもそういうキラキラした仕事がしたい!
って思うなら過去のおれは参考になる
「稼ぐ」は設計なのよ、マジで
じゃあ何を売るんだって
話にもなってくるんだけど、
あなたが提供する武器、手段を通して相手にどんな価値提供ができますか?
これが端的に言えて
はじめて「サービス」だと言える
あくまでサービスね、
設計でいうとまだ10%くらい
レスが早いとか、コミュニケーションが丁寧とか、
こういう「届け方」も武器になる
結局は自分の武器をどれだけ理解してるか、って話になるんだけど「相手がどんな課題や悩みを抱えてるか」「そこに対して自分の武器でどんな訴求ができるか」こういうのって机上の空論じゃなくて実際にお金を払う人を見つけてサービスを売る、をしないと中々身に付かない感覚ではあるのだけど
ここまでの流れは才能の話じゃなくて座組の話
仕組みというか、設計というか
描き方を教えてるところは山ほどあるけど、じゃあどうやって仕事にするか、みたいなことを教えてるところはあんまないのよねえ。ちなみに巡回してて「お?」って思ったここ(illust-worker)は「絵の技術」じゃなくて「売れる仕組み」の方に振ってるのが珍しいなと。パッと見たところココナラハックに特化してるっぽくて完全に知見のない領域
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