デジタルで絵を描くようになってから2D3D両方の業務経験のあるプロのデジタルアーティストとして今に至るまで様々なペンタブに触れてきた知見から選び方を解説。
【作品】
【作業環境】
※2026年8月更新
スマホで使えるペンタブの早見表
スマホで使えるペンタブは以下の通り。
| 値段 | Android | iPhone | |
| ペンタブ | 4000~14000円 | 〇 | × |
| スタイラスペン | 1000~8000円 | 〇 | 〇 |
現状だとスマホで使えるペンタブが対応してるのはAndroidのみでiPhoneは全て未対応なのでAndroidを持っていればペンタブ、iPhoneを持っていれば画面に直接描き込むタイプのスタイラスペンを使うことになります。(※iPhoneでApple Pencilは使えない)
また、ペンタブと合わせて大事なのが対応したアプリ。
| 値段 | Android | iPhone | |
| CLIP STUDIO PAINT PRO | 月額100円(毎日1時間無料) | × | 〇 |
| Procreate Pocket | 600円(買い切り) | × | 〇 |
| アイビスペイントX | 無料 | 〇 | 〇 |
上記は数多くあるペイントアプリの中で実際に使ってみておすすめ出来るアプリですが、iPhoneはペンタブが使えない代わりに最も推せる「Procreate」と「CLIP STUDIO PAINT PRO」が使えるのが強み。
- 「Android」のみペンタブ対応
- 「iPhone」であればスタイラスペン
- 「iPhone」でApple Pencilは使えない
- 「iPhone」は「Procreate」と「CLIP STUDIO PAINT PRO」が使える
Androidスマホで使えるペンタブ
注意点
Android用にペンタブを購入する際の注意点は以下の通り。
- 変換用の「OTGアダプタ」が必要
- Androidスマホ対応ペンタブでも使えない場合もある
- 「動作確認」を調べると安心
- OSはAndroid6.0以上
- Galaxyは非対応
ペンタブの接続端子はUSBなのでAndroidに繋ぐための「アダプタ」が必要で、商品によって同梱してるモノと同梱してないモノがあります。
またAndroidに対応したペンタブであっても必ずしも使えるとは限らない、ということを念頭に選ぶ必要があり、どのペンタブを見てもGalaxyシリーズで不具合を起こしてるようなのでGalaxyは避け、不具合を回避するには「動作確認」を調べる。(※カスタマーQ&A、もしくはサポートに直接問い合わせることで確認することが出来ます)
選び方
知っておくと便利な判断基準は以下の通り。
- 価格差があっても性能自体は同じと捉えて問題無い
- 価格による違いは「性能」というより「オプションの有無」
- スマホのみで描くなら4000円前後の小さいのでも大丈夫
- PCでも描く予定なら予算は8000~14000円前後で検討
選ぶ基準に悩むと思いますが、値段による違いは基本性能というよりも「大きさ」「ショートカット数」「付属品」「ワイヤレス接続」といったオプション要素。
大きさもソフトの有無もPCで使わないなら考慮する必要は無くて、ショートカットを割り当てるボタンはスマホで描く場合はあった方が便利。
選ぶ指標として、用途が「スマホのみ」であれば4000円前後、「スマホでもPCでも使う」のであれば8000~14000円前後で考えると分かりやすいと思います。(番外編として「スマホでもPCでも使うし液晶に描きたい」なら40000円前後で買える液タブがある)
ちなみにパソコン用のペイントツール同梱のペンタブもありますが、パソコンとスマホ兼用で使う予定があるのであればペンタブとペイントソフトは別途購入した方がお得。(参考記事:ペイントソフトでおすすめの選び方を解説【有料・無料・用途別】)
上記を踏まえて紹介。
- XPPenの「Deco mini7 V2」…4,675円
- XPPenの「Deco01V2」…5,799円
- HUIONの「Inspiroy 2 M」…10,079円
- XPPenの「Artist 12セカンド」…36,980円(液タブ)
※各自根拠となる比較を別途書いてます。
【Deco mini7 V2】…4,675円
7インチと小型ながら性能もよく持ち運びにも向いてる。記事で紹介してる中で一番安い。
【Deco01V2】…5,799円
10インチでPCでもスマホでも使える。長く使ってきた板タブで、一番コスパがいい。
補足としてA4サイズが11インチ程度。
【Inspiroy 2 M】…10,079円
ショートカットキーが多くてホイールも付いてるので、スマホ使用でもパソコン使用でも便利。
【Artist 12セカンド】…36,980円
スマホに繋いで使える液タブ。11.6インチで色域も広い。
※以前ここでは「唯一スマホに繋げる液タブ」としてWacom Oneを載せてたけど、後継のWacom One 14はAndroid対応がメーカー表記で確認できなかったので外した。今はXPPen側がAndroid対応を明記してる。
iPhoneの選択肢
iPhoneは全てのペンタブで非対応。
なのでiPhoneユーザーの場合だと「各アプリに対応した筆圧感知のあるスタイラスペンはどれか」で考えることになります。
メジャーなペイント系アプリは以下の通り。
【スタイラスペンの公式動作確認ページ】
- CLIP STUDIO PAINT PRO
- Procreate Pocket(無し)
- アイビスペイントX
- メディバンペイント
条件を満たすスタイラスペンとしてワコムの「Bamboo Sketch」を載せてたけど、これは実質もう買えない。(残り1点で、転売業者が1万円台で出してる状態)
そもそも使い勝手がよくなくておすすめ出来ない…というのが正直なところだったので、素直にiPad ProとApple Pencilを推したい。
筆圧感知が無くても指で描くよりマシ、ペンとして使えればいい、というのであればコスパ重視で1000円前後のMEKOのスタイラスペンがおすすめ。
まとめ
改めてポイントをまとめるとこんな感じ。
スマホのみで使う
→XPPenの「Deco mini7 V2」4,675円
スマホ+PCで使うことも検討
→XPPenの「Deco01V2」5,799円
ショートカットを多く使いたい
→HUIONの「Inspiroy 2 M」10,079円
スマホ+PC+液晶で描きたい
→XPPenの「Artist 12セカンド」36,980円
iPhoneでちょっと描ければいい
→MEKOの「スタイラス」1,423円
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