こんにちは、さだぢです。
イラストレーターの「よー清水」さんを知ってますか?
フリーランスのイラストレーターで、確か2〜3年前はTwitterのフォロワーが1000人未満だったのが現在4万人超えだったけど凍結されたらしい2万人超えになり、本も出版し、大手ゲーム会社のゲームのキービジュアル、adobeの顔になるような仕事も自分の名前でしてる人です。
イラストレーターとして売れたい…と思ってる人にとって「よー清水」さんがやってきたことから得られるヒントがあるんじゃないかなぁと思って、「人気イラストレーター」になるために必要な要素を考察しました。
ちなみに俺は2D3Dができるデザイナーだけどギャラリーからどんなのを作ってるか見れるよ
目次
最も重要なのは発信し続けること
ぶっちゃけよー清水さんより絵が上手い人はたくさんいますが、他の人と比べて突出してると思ってる能力があって…。
それは「発信力」じゃないかなぁと。
実際にプロとして活動してるフリーランスのイラストレーターでもSNSを意識して発信してる人、活用してる人って実はあんまり多くない気がしてます。
神がかって絵が上手いけど発信してないが故に全然認知されてなかったり…。
逆に「え?」っていうような絵を描いてる人が売れっ子だったり…。
ちなみに俺の中では漫画家の蛭子能収が神様
「イラストレーターとして売れる」には「画力」とは違ったベクトルの武器を手に入れるのが有効だなぁと色んな人を見て思ってたんですが、その中でもリアルタイムでよー清水さんを見てたのでSNSを凄く活用してるなー!って印象でした。
アウトプットすることで上達する
これは自分で記事を書いてて思うことですが、アウトプットすると上達します。
正確にいうと習熟度が上がるイメージ?
そもそもアウトプットするには他人に分かりやすく伝えるために自分の中で咀嚼する必要があり、結果として理解が深まり理論化され、自分のノウハウとして蓄積されるのかなぁと。
よー清水さんの場合はTwitterで絵の上達に関するノウハウや考え、メイキング等を載せてて、同じように考えて実践してる人だと思いました。
結果としてイラストレーターとしてのスキルが向上する
正直「それは違うんじゃね?」って思うことはあったけど、正しいか正しくないかはそこまで重要じゃなくて「発信する」ことに意味があって、間違ってても後から直せばいいし軌道修正すればいいんだなと今は思ってます。
ちなみに俺がアウトプットしてる記事はこんな感じ
露出する回数が増えれば認知される
そしてイラストレーターなので、認知してもらうために自分の持ってるノウハウや役に立つ情報だけでなく自分のイラストも発信する必要がある。
メイキングや絵の上達に関するノウハウや考えをTwitterに載せてる話に繋がるんですが、人の役に立つ情報をシェアすることでイラストレーターとして「信用のある発信力」の土壌ができるのかなぁと。
信用のある発信力が何かって言うと「密度」だと思ってて、フォロワーが2万人でも自分に強い興味がある人で構成されてるのか、過半数がハリボテなのかが大事で、ハリボテが2万人居ても意味がない。
よー清水さんはTwitterのフォロワーが5万人いたけど、アカウントを停止されて再度登録した結果、自分を再度フォローしてくれた人が2万人いて、アプローチできるアクティブな人が2万人もいることになる。
言い換えるとファンがどれだけいるか?
ちなみによー清水さんの初期はTwitterで過激な発言含め頻繁にツイートしてた印象だったんですが今は比較的落ち着いてて、これは「信用のある発信力」の土壌を手に入れることができたからだと思ってます。
凍結以降は無難なRTと宣伝だけのアカウントになってるので少し寂しいですけど…。
営業で終わらせない
当然イラストレーターとして実績を発信して認知してもらう必要があると思うですが、正直拡散されづらいと思ってます。
SNSを実績公開や活動の業務連絡的な使い方してるイラストレーターが多いと思うんですが、一方通行になりやすい。
そこにコミュニケーションがないので親近感や共感を得づらいが故に広がらない。
つまり認知されても、応援しようというフェーズに行きづらい。
もちろんメイキングや上達のノウハウをシェアすることもそうだし、自分の意見を述べることも大事で、SNSを単なる「営業ツール」としてではなく人との「コミュニケーションツール」として活用してたのかなぁと。
役に立つことをシェアする人、一生懸命頑張ってる人、血の通った意見する人に共感して応援したくなる気持ちを活用すればコミュニケーションの輪が広がるし、評価されやすくなるんだと思う。(Twitterで言うならRTされやすい、Pixivで言うなら星をもらいやすい状態)
過去形なのはすでに「発信力のある土壌」を手に入れて「いいクライアント」と信頼関係を築いて以前ほど活動する必要がなくなったためだと勝手に思ってます
問い合わせ用のメディアをちゃんと持っている
これも思ってたことなんですが、よー清水さんはTwitter、Pixiv以外にホームページを作ってて、このホームページがしっかりしてる。
他にもやってるかもしれないけど
よー清水さんは自分のホームページにしっかりと実績を載せて、問い合わせの窓口で案件の内容、実績公開の可否、予算、リリース媒体等の仕事を依頼する側も受ける側も安心して仕事ができる「信用のある窓口」をしっかりと作って可視化してるなぁって思いました。
色んなイラストレーターを見ますがPixivとTwitterはやってるけど窓口はそこだけって人は多いし、サイトを持ってて実績も載せてる人もいますが、問い合わせ窓口をよー清水さんほどに徹底してる人は見ない。
そう考えるとプロフェッショナル度の高さが伺えてよー清水さんに大手から重要度の高いビジュアルの依頼をされるのも自然なんじゃないかと。
「よー清水」さんやっている仕事
わーい!バトルオブブレイド事前登録3万人おめでとうございます〜。キービジュアルとか背景とか描いてるのでよろしくお願いします!#バトブレ pic.twitter.com/mhbj5AK2Bf
— よー清水❄️CGWORLDで講座やるよ (@yoshimizu629) October 17, 2017
まとめ
イラストレーターに限らず売れてる人の特徴は「発信してること」。
もちろん無名でも企業に対して直接営業して黙々と仕事してる職人みたいなタイプもいる。
SNSを使った発信なのか、企業やクライアントに対して直接営業する発信なのか、アプローチの方法は違えど「発信すること」は重要だと思う。
発信することで認知され、認知されることで知名度が上がり、知名度があると影響力が生まれ、影響力を行使してさらに発信する…結果いい仕事に繋がるっていう好循環ができるんじゃないかなぁと。
なのでイラストレーターとして人気になりたかったら、有名になりたかったら、大きな仕事をしたかったら「発信して自分の名前を育てる」ということを意識して活動するべきなのかも。
間違ってたら教えて
Twitter
※2017年11月13日解除されたらしいです
よー清水(@yoshimizu629)よー清水(@you629)
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