こんにちは、さだぢです。
絵の練習方法ってどうしてますか?
俺自身も絵を描くんですが絵の練習をするのは好きじゃないし、それをいかにラクにやるか、楽しい作業にするかを結構考えたりします。
で、色んな方法を調べて考察して自分で実践して検証してみたり…。
その中で別の分野からヒントを得た、初心者にも上級者にも効果のある汎用性のある練習方法を紹介!
画力向上に効果絶大なのにやってる人が少ない…というかやってる人はほぼいないかも。
ちなみに俺がどんな作品を作ってるかはギャラリーから見れるよ
目次
誰もやってないけど絵の上達に効果がある練習方法は「作業を録画」すること
googleで「絵 上達」とか「イラスト 練習」とか検索しても一切ヒットしないけどかなり有効な練習法が「自分の作業画面を録画すること」です。
昔美術予備校に通ってたんですが、絵が超上手い人がいました。
で、その人にどんな練習してるのか聞いたら…。
「あ、実は録画してるんだよ」
って聞いてなるほどぉー!って思った記憶があります。
実際に効果あるし、再現性も高いし、難しいことではないのに他でやってる人を聞いたことがない。
いいことだらけなので絵を録画するメリットや効果について自分なりに考察をしました。
実はアナログ時代録画してたんだけどだいぶ前でデータが残ってない…サンプルを載せられない…。
自分の絵を録画する効果
練習で描いた自分のイラストを客観的に見ることができる
客観視するって難しいんですよ。
例えば人の絵を見て「下手だなー」「ここが変だなー」って思ったりする。
そんなの俺にでも描ける、誰にでも描けると勘違いして…。
けどやってみると案外難しくて描いてみたら指摘した人より下手だったりする…。
他人の絵は客観視できるのに自分の絵は全然客観視できない…。
訓練しないと自分の絵を客観的に見るのって難しいんですが、録画して動画にすることで誰でも客観視できるようになります。
なんで客観視する必要があるかというと、自分の絵の問題点を発見してそれを修正していくのが上達の基本で、そのために客観視することが必要になる。
人によってはその能力を自分で磨いたり、人に頼ったり、環境で養ったりする。
静止画より録画した作業画面の方が気付きや情報量がいっぱいあるし、動画は普通に描いた絵を見るより客観視しやすい。
動画だったら自分の作業で上手くいってる箇所、時間がかかってる箇所、ペース配分を後から見直せるので分析と修正点に気付きやすい。こういうのは記録しないと案外知らなかったり、自覚できない部分だったり…。
毎回じゃなくていいので一度録画してみると今まで気付けなかった「客観視した気付き」を得られる。
実際にスポーツの世界ではプロのアスリートは練習や試合を録画していて「録画して分析して修正する」ことをやっていてコレが絵にも有効な訓練だって気付いたけど別の分野では全く生かされてなくて勿体無い…。
絵の練習する上でも「作業画面」を録画するのはすごく有効な方法。
- 絵を描く
- 録画する
- 分析する
- 修正する
- 最初に戻る
自分の絵を録画して動画にするメリットについての考察
動画はSNS映えする
絵を描いたらTwitterやPixivみたいなSNSにあげると思うんですけど、画像よりも動画の目立つと思わないですか?
Twitterで動画あったらクリックしない?
…しない?
で、実際に動画ってSNSで見られやすい傾向にあります。
色んな人に見られやすいってことは創作活動に使うにしても営業に使うにしても有利だと思ってるし、反応を貰えることはモチベーションにも繋がるのでいいことしかない。
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Youtubeに動画を上げられる
動画として人に見せれる内容だったら編集すればYoutubeも活用できる。
他のSNSとは違う層にも見てもらえるし、そもそも分母がデカいのでより多くの人に見てもらえる可能性も高いのでTwitterやPixivとは違った宣伝ツールにもなりうる。
上達すればコンテンツとして販売もできる
結構海外のアーティストが販売してるのを見かけます。
実際プロとして活動してる人はこういった作業内容のメイキングを編集して作って販売してたりするし、動画コンテンツを月額制でも提供してたりする。
ただしこれは過去に動画をネット上に公開して「この人のメイキング、作業風景をもっと見たい」と思わせた結果だと思うので、作業を録画することをキッカケにそういうこともできるのかなぁと。
販売以外にもPatreonというクラウドファンディングのプラットフォームを使ってメイキングや解説動画を作って投げ銭や寄付を使ってファンビジネスをしてる海外のイラストレーターもいて、月々最低でも600万円以上稼いでたりもします。
録画するのにどんなツールがいるの?
「画面を録画して動画にするツール」と「動画を軽くするツール」の2つがあれば十分です。
キャプチャーツール(録画ツール)
▶ロイロゲームレコーダー
エンコードツール(圧縮ツール)
▶Windowsムービーメーカー
画面をキャプチャーするツール
俺個人的にはロイロゲームレコーダーが使いやすいかなーと思ってます。
作業画面を録画するのにこのツールの場合「今見えてる画面」じゃなくて「特定のツールの画面」だけを録画できるのでPhotoshopやクリスタ、saiといったツール画面内だけを録画できるので動画を後々編集することになっても素材にできる。
あ、完全無料よ。
エンコードするツール
録画した動画っていうのはそのままだと容量がめちゃめちゃ多くて重いです。
10GBとか20GBとか平気で行く。
なので圧縮する「エンコード」という作業が必要になる…。
エンコードすることで圧縮して軽くしたり、ファイル形式を変換したりできます。
あ、面倒だと思った?
分かる…でも最初に設定さえすればあとは動画を投げ込むだけだから簡単。
俺は買った動画編集ソフト使ってるんですが、実際作業時間が結構長くなると思うのでエンコードするだけじゃなくて倍速にしたくなると思うので64倍速までできる無料の「Windowsムービーメーカー」がオススメ。
ちなみに今使ってるのはAdobeのPremiere Elements 15で録画してコンテンツにするところまで考えるなら有料の方がいいけど最初はとりあえず無料のソフトでやってみるのがいいと思う。
さいごに
ここまでの流れをまとめると…
- 作業を録画することで客観視できる
- プロのアスリートもやってる訓練方法
- 動画はSNS映えするし、プロモーション効果がある
- 動画は画像より反応してもらいやすいのでモチベーションに繋がる
- コンテンツとして差別化ができて収益化も可能
録画は上達に有効なだけじゃなくて録画した動画自体をコンテンツにすることも可能だけどやってる人も多くない印象で、まだまだ色んな可能性を秘めてるんじゃないかなと思ってます。
普通に実力上げるために使ってもいいし、その後の展開に利用してもいい。
よかったら参考にしてください。
▼今までの経験から絵のノウハウや考えをまとめてるので興味があったらどうぞ!▼
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