こんにちは、さだぢです。
先日面白い情報を見つけました。
Monappyで メモログ: クリエイターは仮想通貨のみで1ヶ月生活できるか を投稿しましたhttps://t.co/2EI6oJKcZY #monacoin
— ヨッシャ!!(448) (@yoshino_alice2) 2018年2月2日
内容としては
- プロじゃないし無名だけどイラストの仕事で1ヶ月で30万円相当稼げた
- チップも4万円程貰えた
といった具合の「イラスト仕事の依頼を仮想通貨で請け負った話」なんですが、もしかしたらクリエイターの新しい稼ぎ方になりうるのかも知れない…という可能性についての考えを書きました。
ちなみに俺自身もクリエイターでギャラリーから普段どんな作品を作ってるか見れるよ
目次
仮想通貨払いが副業としても優秀かも知れないと思う理由
まずどんな人がクライアントになるのか、を考えた時の話ですね。
属性として例を挙げるならランサーズやココナラでの依頼主は「安くいい絵を手に入れたい」という人が集まるので単価が低く、仮想通貨クラスタの依頼主は「余剰資金を多く持ってる人」と考えられるので顧客として考えた場合に後者の単価が高くなるのではないかと思ってます。
仮想通貨を買ってる人、ではなく仮想通貨で支払いをしたい人というのがポイント
そもそもお金の流れが大きいところは単価も大きくなるよね?って話。
クラウドソーシングと比べた場合
クラウドソーシングといえばランサーズとココナラが有名ですよね。
ランサーズの発注側へのコンセプトが「どこよりも安く早く」なので、仕事受ける側としては地雷案件というか微妙な仕事が多いんですよ。それに加えて仕事を貰えるかどうか分からないのに提案しないといけないコンペ方式も多くてコスパ悪すぎる。
ココナラも個人が多いので企業に請負う仕事に比べてどうしても単価が低い。
なので依頼する側だったどちらも魅力的なクラウドソーシングサービスだけど仕事を受ける側だったら割に合わないなぁ…っていうのが正直な感想。(他の分野は知らないのであくまで絵の仕事の場合)
俺の場合はね?
仮想通貨の界隈がそもそもお金を持ってる
じゃあ「余剰資金を多く持ってる人」ってのはどういうことか。
まず仮想通貨を買う人は「お金を持ってる人」「一発当てたい人」「興味本位で手を出した人」色んな人がいるかと思います。
その中で「仮想通貨で支払いをしたい人」は余剰分の仮想通貨を持っており、トレード以外のことに使いたいと思ってる可能性が高く、そういった属性の人達はお金を出したい人なのでは、と思ってます。
安く済ませたいならクラウドソーシング を使えばいいし、仮想通貨は円に変えると税金が発生するので「損」したくない依頼主にとって換金することなくサービスを得られる仮想通貨払いは都合も良く、少額だと節税の意味がない観点から見てもどんぶり勘定で単価高めに設定しても支払ってくれると考えてます。
なのでお小遣い稼ぎや副業として考えるならココナラやランサーズで依頼を貰うより単価を上げやすいんじゃないかと…。
化ける可能性があり、投資の役割も持つ
それに加えて仮想通貨は法定通貨(円とかドルとか)と違って投資の意味合いも持つので対価に貰った金額分以上の価値になる可能性があります。
…まぁ主要な仮想通貨は落ち着いてますが、それでも1.5~2倍くらいの価格変動は普通にある。
一部の仮想通貨「モナコイン」は投げ銭文化もある
先ほど紹介した記事ですが、請け負った仕事に対して+αの投げ銭もいくらか頂いた話をしてました。(確か日本円で4万ちょい)
「仮想通貨はクリエイター支援の投げ銭ツールになりうるのか…?」という記事に詳しく書いてるんですが、この「モナコイン」という仮想通貨のコミュニティーでは投げ銭の文化があり、クリエイターとも親和性が高いので比較的利用しやすいと思います。
競合が少ない
クラウドソーシングと比較して見たんですが、圧倒的に競合が少ないです。
例えばモナコインを通してのコミュニティや経済圏ができてる「Monappy」というサイト。
「Monappy」ではモナコインを通して商品やサービスの売買ができるんですが、どんなユーザーでも自由に自分のサービスや商品を提供できます。
その中でイラストの仕事を引き受けてる人もいるんですが、数は多くない上に単価の高い金額でも販売実績を上げてる人を見かけるのでもしかしたら今がチャンスなんじゃないかなぁと…。
およそ8万円相当のモナコインで絵の仕事を引き受けてた人を見つけたんですが、そこそこの上手さで数十件の取引実績があったので意外と取引の需要自体はあるし、提供してる絵を見て美味しい仕事だなと思ったり…笑
仮想通貨払いで仕事を受ける時の注意点
今挙げたメリットの裏返しになるデメリット部分についても知るのが大事だと思うので注意点を書きました。
利確しないと値段は担保されない
保有し続けたら下がるリスクも考慮する必要があります。
円やドルは日常生活で困るレベルでの変動はしないですが、仮想通貨はそれがあり得ます。
とは言え仮想通貨払いで使われるような物は比較的変動が少ないモノを選ぶのが大事かと思いますが、利確せずに保有し続けるなら常に10~30%くらいの変動幅は覚悟した方が良さそう。
「仮想通貨」を介して依頼するためのプラットフォームが整ってない
そもそも競合が少ない理由が仮想通貨を通じてやり取りする場が整ってないってのがあります。
なのでモナコインが実際に商品やサービスの売買に使われてる「Monappy」というサイトや、Twitterで仮想通貨のハッシュタグをつけて仕事を募集する必要が出てくる。
イラストの仕事を募集するならモナコインの経済圏が出来てる「Monappy」が使いやすいのかも。
「仮想通貨」を扱うための取引所を開設する必要がある
仮想通貨を所持するのにウォレットと呼ばれる財布のようなモノが、円に換金する場合には取引所の開設が必要になりますが、どちらも取引所でできます。
必要なモノ(どちらも取引所でできる)
- ウォレット
- 取引所
それとクライアントの持ってる仮想通貨に合わせる必要があるので主要通貨を扱ってる取引所は開設したほうが良さそう。
利確した際の税金も気にすること
仮想通貨を換金した時に生じる税金も注意です。
ざっくり言うと仮想通貨は雑所得扱いで、その年の他の所得と仮想通貨分の全ての利益を合わせた所得税+住民税10%を税金として支払う必要があります。
下のリンクの説明が分かりやすいです。
まとめ
仮想通貨で絵の仕事をする場合の要点をまとめました。
- 羽振りのいい属性の人達がクライアント
- 仮想通貨は換金しないと下がるリスクがある
- 投資性の高い通貨ではなく安定した通貨を選ぶ
- ある程度経済圏が出来てるモナコインがおすすめ
- TwitterやMonappyで仕事を取りに行く姿勢が必要
- 仮想通貨を所持し、換金するには取引所を開設する必要がある
- 税金は所得税+住民税10%
仕事を受ける流れとしては…
取引所の開設は諸々登録→本人確認→ハガキの郵送確認とちょっと時間がかかるので興味あったら早めに手続きした方がいいかも。
相場を見てると保有し続けるのは変動のリスクが大きいんですけど、属性としてお金を持ってる人が顧客になる可能性が高いのでこの界隈で仕事を取りに行く価値はあるんじゃないと思ってます。
そして個人的には仕事を引き受けて得た仮想通貨はすぐに換金して、税金で負担になるようであれば余剰分を保有してみるのもアリかなぁと思いつつ…投資以外の使い方としての可能性を感じる話でした。
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